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ブラック・プリンス (HMS Black Prince) は、1904年進水のイギリス海軍の装甲巡洋艦。デューク・オブ・エジンバラ級。 ==艦歴== テムズ鉄工造船所で建造。1904年1月8日進水。1906年3月17日就役。 第一次世界大戦が始まったときは、ブラック・プリンスは装甲巡洋艦4隻からなる第1巡洋艦戦隊に所属しており、ゲーベン追跡戦に参加した。 ロバート・アーバスノット少将が指揮する第1巡洋艦戦隊の一員として参加した1916年5月31日のユトランド沖海戦で、ブラック・プリンスは撃沈されて多数の戦死者を出した。 イギリス艦隊から離れたブラック・プリンスは夜中頃ドイツ側の戦列に近づいた。誤りに気づいたボーナム艦長は反転を命じたが、既に遅すぎた。ドイツ戦艦テューリンゲンが探照灯でブラック・プリンスを捕らえ、発砲した。さらに他のドイツ艦も砲撃に加わり、15分でブラック・プリンスは撃沈された。 戦闘中ブラック・プリンスはイギリス艦隊から離れたためイギリス側で撃沈時の様子を見たものがおらず、また8時48分には潜水艦発見の報告を送っていことから、当時イギリス側ではブラック・プリンスを沈めたのが潜水艦なのか水上艦なのかは不明とされていた。 抄文引用元・出典: フリー百科事典『 ウィキペディア(Wikipedia)』 ■ウィキペディアで「ブラック・プリンス (装甲巡洋艦)」の詳細全文を読む スポンサード リンク
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